フランスのノエルを繰返し経験してきた 弊店の加藤 曰く、普段は勿論の事ですが ノエルの時でも オペラのアントルメは よく売れていたそうです。
パリの オペラ・ガルニエ (オペラ座) を模して作られたガトーですが、
これからも姿を変える事なく作り続けられる フランス菓子の一つではないかと思います。
アルコールを使わないカフェのシロップを限界までアンビベした ビスキュイ・ジョコンド、カフェのバタークリーム、ガナッシュの層を重ね、一つの小さなガトーに フランス菓子の エスプリ がギュッと詰まっているんではないでしょうか……
通常では、角カードル (型枠)を使いますが
加藤の菓子作りは 特殊で、角カードルを使わず組み立てていきます。
どんな季節であろうと、材料が どんな状態であろうと常に しっかり良い生地を焼き上げ、やはり高度な技術がなければ できない仕込み方
体にしみついた フランス流の仕込み方を今もなお当たり前の如く実践しています
温度計も タイマーも加藤は使用しません
何℃ で、何分 の菓子作りではなく、熟練された職人の感覚で作り上げていくのです。